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2026.09.21

小さなお店なら居抜き物件がおすすめ?メリット・デメリットを紹介



「できるだけ開業費を抑えたい」
「小さなお店を無理なく始めたい」

そんな方が物件探しをするとき、候補に入れたいのが居抜き物件です。

居抜き物件とは、
前の店舗が使っていた内装や設備などが残った状態で借りられる物件のこと。

飲食店なら厨房設備やカウンター、
美容室ならシャンプー台や内装などが残っているケースがあります。

新しく一から店舗をつくるよりも
開業費や工事期間を抑えられる可能性があるため、
小さなお店を開業したい方とは相性のいい選択肢です。

ただし「居抜きだから必ず安く済む」とは限りません。

今回は、小さなお店の開業で居抜き物件を選ぶメリット・デメリットと、
物件選びで確認しておきたいポイントをご紹介します。



そもそも「居抜き物件」とは?



居抜き物件とは、
以前のテナントが使用していた内装・設備・什器などが残った状態の物件です。

例えば、

・飲食店:厨房、カウンター、給排水設備など
・美容室:シャンプー台、鏡、給排水設備など
・サロン:間仕切り、照明、洗面台など
・物販店:棚、カウンター、照明など

前の店舗の設備をそのまま活用できれば、
新たに購入・施工するものを減らせます。

一方、内装や設備が何もない状態の物件は「スケルトン物件」と呼ばれます。



小さなお店に居抜き物件がおすすめな理由
 



1|初期費用を抑えやすい

居抜き物件の大きなメリットは、
内装工事や設備購入にかかる費用を抑えられる可能性があることです。

例えば、厨房機器やカウンター、照明、空調などがすでに揃っていれば、
それらを新しく購入する必要がありません。

特に10坪前後などの小さなお店では、使える設備をうまく活用することで、
限られた予算を「看板」「家具」「照明」「仕上げ」など、お店の雰囲気作りに回すこともできます。

ただし、設備の状態や譲渡条件によっては費用が発生することもあるので、
物件を決める前に確認が必要です。


2|工事期間を短くできることがある

一から店舗をつくる場合、
解体から始まり、間仕切り・床・壁・天井・設備などさまざまな工事が必要になります。

居抜き物件なら既存の内装や設備を活用できるため、
必要な部分だけを改修することで工事期間を短くできる場合があります

開業までの期間をできるだけ短くしたい方にとっては、大きなメリットです。


3|そのまま使えるものが多ければ、準備の負担も減る

小さなお店を一人で開業する場合、
物件探しから資金調達、仕入れ、メニューづくり、各種手続きまで、
やることがたくさんあります。

そんな中で、店舗の設備や内装をすべて決めるのは大きな負担です。

既存のものを活用できれば、
「残すもの」と「変えるもの」を決めるだけで済む部分も増えます

開業準備の負担を減らせるという意味でも、
居抜き物件にはメリットがあります。



居抜き物件のデメリット



メリットが多い一方で、居抜きならではの注意点もあります。

1|自分の理想のお店にしにくいことがある

すでに内装がつくられているため、
自分の理想とするレイアウトになっているとは限りません

「厨房の位置を変えたい」
「入口を変更したい」
「壁を取り払いたい」
となると、思った以上に工事費がかかることがあります。

居抜き物件を見るときは、
「きれいだから使えそう」ではなく、「自分のお店として使いやすいか」
という視点で確認することが大切です。


2|設備が古い・故障している可能性がある

残っている設備がすべて使えるとは限りません。

たとえば、

・エアコンが古い
・給湯器の状態が悪い
・厨房機器が故障している
・電気容量が足りない
・給排水設備に問題がある

といったケースもあります。

一見すると設備が揃っていてお得に見えても、
開業後すぐに修理や交換が必要になれば、かえって費用がかかることも

設備の年式や状態、故障時の負担については、
契約前にしっかり確認しましょう。


3|「居抜き=安い」とは限らない

居抜き物件は工事費を抑えられる可能性がありますが、
造作譲渡料が設定されている場合があります

また、既存の設備を使うために補修費がかかったり、
自分のお店に合わせて部分的な改修をした結果、
思ったより工事費が膨らんだりすることもあります。

そのため、
「スケルトンならいくらかかるか」
「居抜きならいくらかかるか」

を比較して考えることが重要です。

物件の家賃だけで判断せず、
物件取得から開業までに必要な総額で比較しましょう。



居抜き物件を選ぶときのチェックポイント



「居抜きだからここにしよう!」と決める前に、
次のポイントを確認しておきましょう。

1|残っている設備は何か
「設備付き」と書かれていても、何が残っているのかは物件によって異なります。
厨房機器、エアコン、照明、給湯器、カウンターなど、具体的に何が残るのか確認しましょう。

2|設備は実際に使える状態か
可能であれば、設備の動作確認もしておきたいところ。
特に高額な設備は、故障していた場合の修理・交換費用も考えておきましょう。

3|自分のお店に必要な設備が揃っているか
「設備がたくさん残っている=お得」ではありません。
自分のお店に必要な設備が揃っているか、逆に不要な設備が多すぎないかも確認しましょう。

4|電気・ガス・給排水などの容量
特に飲食店などでは、必要な設備を動かすための電気容量や給排水などが重要になります。
内装だけを見て判断せず、見えない部分の設備条件も確認することが大切です。

5|改装できる範囲
「ここを変えたい」と思っても、建物構造や設備の位置などによって
希望通りに変更できない場合があります。
物件を契約する前に、どこまで工事できるのか確認しておきましょう。



物件を契約する前に、専門家に相談しよう



居抜き物件を選ぶときにありがちなのが、

「内装がきれい」
「設備が揃っている」
「前も同じ業種だった」

という理由だけで決めてしまうこと。

でも実際に自分のお店として使うには、
設備容量や給排水、動線、法規など、見た目だけではわからない確認も必要です。

特に飲食店や美容室など設備条件が重要な業種の場合は、
物件を契約する前に設計・施工の専門家に見てもらうのがおすすめです。

契約した後に
「思っていた工事ができない」
「想定以上に費用がかかる」
とわかっても、簡単に変更できません。

OPENERSでは、契約前の物件確認にも設計士が同行いたします。

「この物件、店舗として使えそう?」
「契約するか迷っている物件があって…」
など、物件を決める前の段階からお気軽にご相談ください!

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