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2026.09.14

開業初月にやるべき7つのこと|最初の1か月で整えておきたい事業の土台



「念願の開業!……でも、開業した後って何をすればいいの?」

いざ事業をスタートすると、営業、集客、経理、税務、銀行口座の準備など、やることが一気に増えていきます。

特に開業直後は、目の前のお客様への対応や売上づくりに集中するあまり、経理や事務手続きを後回しにしてしまいがちです。
しかし、最初の1か月で事業の基本的な仕組みを整えておくと、その後の経営がぐっとラクになります。

今回は、開業初月にやっておきたいことを7つに分けて紹介します。



1.開業に必要な届出・手続きを確認する



まずは、税務署などへの必要な手続きを確認しましょう。

個人事業主の場合、代表的なものが「個人事業の開業・廃業等届出書」です。
また、従業員を雇う場合や、インボイス制度への登録を希望する場合など、
事業の状況によって必要な手続きが変わります。

「自分には何が必要なのか」を最初に整理しておくことが大切です。

初月に確認したい主な手続き

・個人事業の開業・廃業等届出書
・青色申告承認申請書
・給与支払事務所等の開設届出書
・青色事業専従者給与に関する届出書
・適格請求書発行事業者の登録申請
・その他、業種や事業内容に応じた許認可

必要な届出は、事業形態や従業員の有無などによって異なります。

「あとでやればいい」と先延ばしにせず、開業初月に一度チェックしておきましょう。


2.事業用のお金とプライベートのお金を分ける



次にやっておきたいのが、お金の管理方法を整えることです。

特に個人事業主の場合、プライベートのお金と事業のお金が同じ口座・クレジットカードから出入りしていると、
後から経理をするときに「これは仕事用?私用?」と確認する手間が増えてしまいます。

そこで、できるだけ早い段階で、

・事業用の銀行口座
・事業用のクレジットカード
・事業用の決済サービス

などを分けておくのがおすすめです。

完全に分けることが難しい場合でも、
「事業のお金」と「生活のお金」を区別して記録できる仕組みを作っておきましょう。

最初は少し面倒に感じても、確定申告の時期になったときに大きな差が出ます。


3.売上・経費を「その都度」記録する



開業初月から必ず習慣にしたいのが、日々のお金の記録です。

「まだ売上が少ないから、まとめて後でやればいい」
これは、できれば避けたいところ。

売上や経費が増えてからまとめて処理しようとすると、領収書や請求書を探したり、
何にいくら使ったのか思い出したりするだけでかなりの時間がかかります。

創業期から、取引が発生したら記録する習慣をつけておきましょう。

会計ソフトを利用すれば、銀行口座やクレジットカードなどと連携して取引を管理できるものもあります。
また、領収書・レシート・請求書・契約書など、取引に関係する書類も整理して保存しておくことが大切です。

おすすめの習慣
「毎日5分」または「週1回30分」など、経理の時間をあらかじめ決めておきましょう。

経理は、後回しにするほど大変になります。



4.「いくら売ればいいか」を数字で把握する



開業したばかりの時期は、「とにかく売上を作ろう!」となりがちです。

もちろん売上は大切ですが、売上だけを追いかけてはいけません。

重要なのは、

「毎月いくら売れば、事業を続けていけるのか?」

を把握することです。

例えば、

・家賃・通信費などの固定費
・仕入れ
・外注費
・広告費
・税金や社会保険などの支出
・自分の生活費

などを一度整理してみましょう。

そして、

「月商30万円を目指す」
「毎月10万円は手元に残す」
「広告費は月3万円まで」

など、自分なりの目安を決めます。

開業初月は、細かい経営計画を完璧に作る必要はありません。

まずは「お金がどこから入って、どこへ出ていくのか」を見えるようにすることが重要です。



5.請求・入金のルールを決める



売上が発生したら、次に大切なのが「いつ、どうやってお金を回収するか」です。

開業したばかりの頃は、

「請求書っていつ送ればいいんだっけ?」
「支払日はいつだった?」
「まだ入金されていないけど大丈夫かな?」
といったことが起こりやすくなります。

そこで初月のうちに、

・請求書のフォーマット
・請求書を送るタイミング
・支払期限
・入金確認の方法
・未入金があった場合の対応

を決めておきましょう。

特に法人相手の仕事では、納品してから入金されるまでに時間がかかるケースもあります。
「売上がある=手元にお金がある」ではありません。

売上だけでなく、入金まで含めて管理することが事業を安定させるポイントです。



6.集客・営業の「勝ちパターン」を探す



開業初月は、完璧なホームページやSNSを作り込むことよりも、

「実際にお客様がどこから来るのか」

を確認することが重要です。

例えば、

・Instagramから問い合わせが来た
・Google検索からホームページを見てもらえた
・知人から紹介された
・チラシを見て来店してくれた
・ポータルサイトから予約が入った

など、お客様との接点を記録してみましょう。

そして、反応が良かったものに時間やお金を集中させます。

最初から「InstagramもホームページもYouTubeも広告も全部やる!」と頑張りすぎる必要はありません。

開業初月は、
「自分のお客様は、どこから来るのか?」
を見つける期間だと考えてみましょう。



7.1か月を振り返って、翌月の目標を決める



最後に、開業初月の終わりに必ずやってほしいのが「振り返り」です。

開業直後は、毎日が忙しくてあっという間に1か月が過ぎます。
だからこそ、月末に30分〜1時間程度でも時間を取って、次の項目を確認してみましょう。

開業初月の振り返りチェック

□売上はいくらだった?
□利益はどれくらい残った?
□経費はいくら使った?
□問い合わせは何件あった?
□新規のお客様は何人だった?
□どこからお客様が来た?
□反応が良かった商品・サービスは?
□やめたほうがよさそうなことは?
□翌月に改善したいことは?

そして、翌月の目標を3つ程度に絞ります。

例えば、

「売上30万円」
「新規顧客10人」
「SNSからの問い合わせを5件」


といった具合です。

目標を増やしすぎず、「今月はこれをやる」というものを決めると行動しやすくなります。



開業初月は「仕組みづくり」が大切



開業直後は、売上を作ることに意識が向きます。
もちろん、それはとても大切です。

しかし、事業を長く続けていくためには、売上を作るだけでなく、
お金・経理・集客・業務の仕組みを整えることも欠かせません。

この最初の1か月で仕組みを整えておくと、2か月目以降は「売上を伸ばすこと」により集中できるようになります。

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