「良さそうな空きテナントを見つけたから、とりあえず内見へ。」
開業準備ではよくある流れですが、
テナント選びはお店づくりの土台になる重要な工程です。
立地や雰囲気だけで判断してしまうと、あとから
「想定以上に工事費がかかった」
「営業に必要な設備が足りなかった」
と後悔することも少なくありません。
特に飲食店やカフェ、美容室、物販店などは、
業種によって必要な条件が大きく異なります。
今回は、空きテナントを見学するときにチェックしておきたい10項目をご紹介します。
1|立地・周辺環境
まず確認したいのが立地です。
駅からの距離やアクセスの良さだけでなく、
周辺にどんなお店があるか、どんな人が歩いているかも重要です。
・人通りは多いか
・ターゲット層がいるエリアか
・周辺に競合店はあるか
・昼と夜で雰囲気が変わらないか
可能であれば、平日・休日、昼・夜など
複数の時間帯で確認しましょう。
2|視認性(見つけやすさ)
どれだけ良い立地でも、
お店の存在に気づいてもらえなければ集客につながりません。
・道路から見えやすいか
・看板を設置できるか
・外観で入りやすい印象をつくれるか
「初めて来るお客様が迷わず来店できるか?」
という視点で見るのがポイントです。
3|テナントの広さ・形状
平米数や坪数だけでなく、
使いやすい形かどうかも大切です。
例えば同じ広さでも、
形状によってはレイアウトしにくい場合があります。
・客席や商品陳列に必要な広さがあるか
・厨房・バックヤードが確保できるか
・柱や段差が邪魔にならないか
間取り図だけでなく、実際に現地で寸法感を確認しましょう。
4|インフラ設備(電気・ガス・水道)
設備状況は工事費に大きく影響します。
特に飲食店は要チェックです。
・電気容量は足りるか
・ガスの種類・容量は問題ないか
・水道・排水設備は十分か
設備が不足している場合、
追加工事で大きな費用が発生することがあります。
5|空調・換気設備
既存設備がそのまま使えるかも確認しましょう。
・エアコンは設置済みか
・年式は古すぎないか
・換気設備は十分か
飲食店では排気計画が特に重要です。
6|建物の状態
内装だけでなく、
建物自体の状態も見ておきましょう。
・雨漏り跡はないか
・壁や床に大きな傷みはないか
・カビやニオイはないか
見えない部分に問題があると、
開業後のトラブルにつながる可能性があります。
7|トイレ・水回り
お客様が使う場所なので印象に直結します。
・トイレの位置
・清潔感
・改修の必要性
古いテナントでは水回りの改修費が
高額になるケースもあります。
8|搬入・搬出のしやすさ
意外と見落としやすいポイントです。
・駐車スペースはあるか
・荷物の搬入経路は確保できるか
・大きな設備や家具を運べるか
飲食・物販では特に重要です。
9|原状回復条件
退去時の条件は必ず事前に確認しましょう。
・どこまで原状回復が必要か
・スケルトンにして返す必要があるか
・造作した家具などの譲渡は可能か
契約前に把握しておくと安心です。
10|改装工事の自由度
理想のお店づくりができるかどうかも重要です。
・壁を壊せるか
・レイアウト変更は可能か
・外観変更はできるか
オーナーや管理会社の承認が必要なケースもあります。
物件の内覧にも同行します
空きテナントの見学では、
見た目の印象や家賃の安さだけで判断しないことが大切です。
実際には、
・想定以上に工事費がかかる
・設備が足りず追加工事が必要になる
といったケースも少なくありません。
だからこそ契約前の段階でしっかり確認し、
「この物件で理想のお店づくりができるか」を見極めることが重要です。
とはいえ、設備や工事のことまでひとりで判断するのは難しいものです。
OPENERSでは、物件選びの段階から開業に関するご相談を承っています。
気になる物件があれば、一緒に内覧することも可能です。
建築士の視点で物件についてアドバイスさせていただきます。
物件が見つかっていない方でも、一緒に物件をお探しいたします。
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